【使用感比較】VCOREとVCOREPROの使用感・選び方・違いまとめ【ショット別にご紹介】

VCOREとVCOREPROの使用感・選び方を比較します。

両機種が気になってる方は参考にしてみてくださいね。

 

今回はスペックごとではなくシリーズ全体の使用感で比較してますので、

ご紹介している100インチモデルの使用感は参考までに。

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比較するラケットはコチラ

【YONEX】VCORE

タイプ スピン系
打感 ややかため
反発力(最大10) 8/10
ショットスピード(最大10) 6/10
スピン性能(最大10) 9/10
【YONEX】VCORE100 2021の使用感・評価・レビュー【スピン系】

【YONEX】VCOREPRO

タイプ フラット系
打感 ややマイルド
反発力・飛び(最大10) 7/10
ショットスピード(最大10) 6/10
スピン性能(最大10) 5/10

比較するべきポイント

フレームの形状が違うので使用感もはっきり分かれています。

中厚らしい飛びがいいのか、薄ラケらしい乗り感、コントロール性がいいのかによって選ぶのがおすすめ。

 

各ショット、使用感それぞれのポイントを比較しながらご紹介します。

使用感・プレイスタイルの違いは?

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打球感

VCOREのほうが固め、VCOREPROのほうが打感はマイルドです。

VCOREPROはスイングスピードがあるほど打球感がマイルドに感じるかと

 

VCOREもガットのテンションを落として打球時にガットのたわみ量を多くすればマイルドさを感じますが、

マイルドというよりも乗ってる、という感覚なのでちょっと違うかもしれません。

 

VCOREはラウンド、VCOREPROはボックスとフレームの形状が違うので、

VCOREはラウンドらしい弾いて飛ばす感じで打球感に硬さを感じ、

VCOREPROはボックスらしい乗せてしならせて飛ばし、打球感にマイルド感があります。

 

打球感は真逆の性格をしていますので好みの打感で比較しましょう

飛び・ショットスピード

VCOREはラウンドなのでフレームで弾いて飛ばしている感じ、

VCOREPROはボックスなのでフレームがしなって飛ばす感じです。

 

飛びだけで見るとVCOREのほうが飛び感はあります。

しかしVCOREPROもしっかり振ると飛び、ショットスピード、ノビどれも結構あります。

 

スイングスピードなくてもそこそこ飛ばしてほしいならVCORE、

しっかりスイングしないと飛ばない安心感がほしいならVCOREPROがおすすめ。

 

飛びをイメージ通りにコントロールしたいならVCOREPROがおすすめです。

VCOREだと全体的に飛びに寄ってるのでイメージよりも飛びすぎることがあるかもしれません。

サーブ

フラットも回転系もスピード、変化量などの威力面だけみたらVCOREがおすすめ。

コントロール性であればVCOREPROに軍配。

 

全体的なサーブの威力で見ればVCOREがおすすめ。

VCOREPROは威力だけで見るとやや負けますが、サーブをしっかり振ったときの収まる安心感、

コースの内訳はVCOREPROのほうがおすすめです。

 

VCOREはフラット、スピン、スライスどれもVCOREPROよりも優れているかと。

キックの曲がりも悪くないので、フラットと回転系を打ち分ける人は好きだと思います。

 

VCOREPROはフラットのノビがあり、スライスも曲がりとノビが出るのでいい感じ。

ただスピンはやや抜ける感じがあるので△

スピンサーブをメインに使うならVCORE一択レベルです。

 

フレームタイプの違いが出てるということもありますが、

VCOREは回転系が得意なラケットにしてはフラットサーブも結構いいものを持っています。

 

VCOREPROはしなりもどりから打ち出すタイプのボックスタイプのラケットではないので、

スピードはそこそこ、バウンド後のノビはそれなりというかんじですが、

コースの打ち分けやすさは圧倒的にVCOREPROがおすすめです。

ストローク

回転系メイン、収まりを重視するならVCORE、フラットドライブメインでバウンド後のノビを重視するならVCOREPROがおすすめ。

フレームタイプが違うので得意なショットのタイプも真逆です。

 

VCOREPROはアシスト感ゼロではないものの、VCOREよりは

しっかり振っていかないと飛び、スピードが出ないので、

よく言えば飛びすぎない安心感がある、

悪く言えばラウンドのようにガンガン飛ばしてショットスピード出してくれるラケットではない

といえます。

 

一方VCOREは逆に全体的に飛ばすので縦の動き多めで、

回転掛けても深さが出てくれることからスピン向きのラケットになっています。

フラットドライブで直線的な軌道のショットもスピンの落ちがいいのでスピン、フラットどちらもいいショットが打てますが、

コントロール性でみるとVCOREPROには一歩及ばないかもしれません。

 

自分のイメージでコントロールして相手を動かしたいならVCOREPRO

グリグリスピンでガンガンねじこんでいきたいのであればVCOREがおすすめです。

ボレー

面の安定感とたたいた時の手ごたえが欲しいならVCORE

タッチの良さ、コントロール性、スライスタッチメインならVCOREPROがおすすめ。

フレームの硬さとやわらかさがそのままボレーの使用感に出ているかと。

 

全体的なボレーのしやすさはVCOREPROに軍配。

コントロールのしやすさ、パンチの出しやすさ、すべてにおいて高いレベルです。

 

VCOREもボレーはバランスよく使いやすいですが、

VCOREPROよりもやや飛びすぎる印象はあります。

 

アングルやドロップなど飛びの調整がポイントのショットをよく使うならVCOREPROが特におすすめです。

タッチ

タッチの良さを取るなら圧倒的にVCOREPROです。

VCOREは面の安定感もありますし、ラウンド形状のラケットの中でも強弱、

コントロールがつけやすいラケットではありますが、

VCOREPROと比べてしまうと雲泥の差。

 

タッチの感覚はVCOREPROがおすすめ。

厚く当てても飛びが調節しやすい、スライスタッチも軌道抑えられます。

球離れがVCOREよりも遅いので相手の動きみてからコース変えるなど、器用なショットもつかいやすいかと。

 

VCOREはVCOREPROよりもタッチの感覚はぼやっとしているので、

手のひら感覚でショットをコントロールするのはVCOREPROよりもやや劣る印象。

 

ネット詰めて高い打点からパンチ出す使い方ならVCORE、

ラリーの中で相手を動かしながら組み立ててフリースペースにきっちり決める使い方ならVCOREPROがおすすめです。

 

サービスダッシュ多い、ダブルスで平行陣メインならVCOREPROはとてもおすすめです。

まとめ

中厚ラウンドと薄型ボックスのそれぞれの使用感がでており違いがはっきり分かれています。

なのでプレイスタイルで選ぶのがおすすめです。