VCOREとVCOREPROの使用感・選び方を比較します。
両機種が気になってる方は参考にしてみてくださいね。
今回はスペックごとではなくシリーズ全体の使用感で比較してますので、
ご紹介している100インチモデルの使用感は参考までに。
比較するラケットはコチラ
【YONEX】VCORE
タイプ | スピン系 |
打感 | 普通 |
反発力(最大10) | 7/10 |
ショットスピード(最大10) | 8/10 |
スピン性能(最大10) | 10/10 |

【YONEX】VCOREPRO
タイプ | フラット系 |
打感 | やわらかめ |
反発力(最大10) | 6 |
ショットスピード(最大10) | 5 |
スピン性能(最大10) | 5 |
比較するべきポイント
フレームの形状が違うので使用感もはっきり分かれています。
中厚らしい飛びがいいのか、薄ラケらしい乗り感、コントロール性がいいのかによって選ぶのがおすすめ。
各ショット、使用感それぞれのポイントを比較しながらご紹介します。
使用感・プレイスタイルの違いは?
打球感
VCOREのほうが固め、VCOREPROのほうが打感はマイルドです。
VCOREPROはスイングスピードがあるほど打球感がマイルドに感じるかと
VCOREもガットのテンションを落として打球時にガットのたわみ量を多くすればマイルドさを感じますが、
マイルドというよりも乗ってる、という感覚なのでちょっと違うかもしれません。
飛び・ショットスピード
VCOREはラウンドなのでフレームで弾いて飛ばしている感じ、
VCOREPROはボックスなのでフレームがしなって飛ばす感じです。
サーブ
フラットも回転系もスピード、変化量などの威力面だけみたらVCOREがおすすめ。
コントロール性であればVCOREPROに軍配。
フレームタイプの違いが出てるということもありますが、
VCOREは回転系が得意なラケットにしてはフラットサーブも結構いいものを持っています。
VCOREPROはしなりもどりから打ち出すタイプのボックスタイプのラケットではないので、
スピードはそこそこ、バウンド後のノビはそれなりというかんじですが、
コースの打ち分けやすさは圧倒的にVCOREPROがおすすめです。
ストローク
回転系メイン、収まりを重視するならVCORE、フラットドライブメインでバウンド後のノビを重視するならVCOREPROがおすすめ。
フレームタイプが違うので得意なショットのタイプも真逆です。
厚い当たりでガンガン攻めるならVCORE、
薄いグリップでコントロール重視ならVCOREPROという分け方もできます。
スライス多用するのであればVCOREPROがおすすめです。
ボレー
面の安定感とたたいた時の手ごたえが欲しいならVCORE
タッチの良さ、コントロール性、スライスタッチメインならVCOREPROがおすすめ。
フレームの硬さとやわらかさがそのままボレーの使用感に出ているかと。
タッチ
タッチの良さを取るなら圧倒的にVCOREPROです。
VCOREは面の安定感もありますし、ラウンド形状のラケットの中でも強弱、
コントロールがつけやすいラケットではありますが、
VCOREPROと比べてしまうと雲泥の差。
サービスダッシュ多い、ダブルスで平行陣メインならVCOREPROはとてもおすすめです。
まとめ
中厚ラウンドと薄型ボックスのそれぞれの使用感がでており違いがはっきり分かれています。
なのでプレイスタイルで選ぶのがおすすめです。