EZONE100とBEAST100の使用感・選び方を比較します。
両機種が気になってる方は参考にしてみてくださいね。
目次
比較するラケットはコチラ
【YONEX】EZONE 100
タイプ | フラット系 |
打感 | マイルドめ |
反発力(最大10) | 8/10 |
ショットスピード(最大10) | 6/10 |
スピン性能(最大10) | 6/10 |
【Prince】BEAST 100
タイプ | スピン系 |
打感 | ややマイルド |
反発力 | 8/10 |
ショットスピード | 5/10 |
スピン性能 | 6/10 |
比較するべきポイント
ざっくりとまとめると、
EZONEは乗って打ち出す、BEASTは乗って打ち出さないという真逆の特徴があります。
両機種とも中厚のラウンドにしては乗り感、やわらかさがありますが、
使用感は結構違うので、それぞれのポイントを比較しながらご紹介します。
使用感・プレイスタイルの違いは?
打球感
両機種ともマイルド目の打感ですが、
EZONEは打球した後の打ち出しによる強い飛び
BEASTはEZONEよりも乗りをより強く感じるが、その後飛び出さないという特徴があります。
ただし、BEASTも飛びはいいラケットに分類されます。
打球感に大きな違いはないです。
飛び・ショットスピード
強い打ち出しによる飛びの強さが生み出すショットスピードば全ラケットトップクラスのEZONE。
バウンド後のノビも強く、フラットドライブで打ち込む方には間違いなく好まれる使用感になっています。
BEASTも飛びはそれなりでスピンのかかりの良さでストンと落ちるタイプのラケットになります。
EZONEよりも飛びは抑え目、収まりの良いラケットになっています。
バウンド後のノビもEZONEよりはないので、
飛びとノビで差し込むならEZONE、深さ出しやすさと収まりの良さをとるならBEASTという選び方がおすすめです。
サーブ
フラットサーブメインならEZONE、回転系メインならBEASTがおすすめ
EZONEも回転系悪くはないですが、スピンサーブの収まりがちょっと悪く、
BEASTのほうが収まりよく跳ねの感じもいいのでおすすめ。
スライスサーブはすべり具合はEZONEのほうが良いですが、
BEASTのほうが収まりよく曲がりもあるのでおすすめです。
ストローク
飛びとノビ重視で直線的な軌道でフラットドライブを打つ人ならEZONE、
やや山なり軌道、またスイングで飛ばせて収まりの良さを求めるならBEASTがおすすめ。
EZONEでグリグリスピンもいけなくはないですが、やや収まりが悪い印象。
フラットドライブのほうが良さが出ると思います。
BEASTは中厚スペックにしては飛ばしすぎないのでフラットドライブ、
グリグリスピンともに収まりの良さが〇
ただしスイングである程度飛ばし具合を調節できる技量は必要かも。
スライスはノビ、軌道の抑えやすさまど、全体的にEZONEのほうが使いやすい印象です。
ボレー
ボレーはBEASTのほうが深さの出しやすさ、たたいた時のパンチが良いです。
EZONEは飛びの良さで球際粘りやすいですが、
たたいた時にやや飛びすぎて収まりが悪く感じるかもしれません。
しかしボレー全体体には使いやすいラケットなので、
ボレーの使用感だけでは選ぶポイントにはならないかと。
タッチ
強弱のつけやすさ、アングルなど角度のつけやすさ、コントロール性はBEASTのほうがおすすめ。
EZONEは中厚らしいやや飛ばしすぎる感が否めないので、
タッチの感覚を重視するなら乗り感がEZONEよりも感じられるBEASTがおすすめです。
まとめ
中厚ラウンドと同じタイプのラケットですが、
使用感は結構違いますので参考にしてみてくださいね。