中厚ラウンド系ラケットの中でも人気の高い「Prince BEAST 100(2024)」と「YONEX EZONE 100(2025)」の使用感を比較します。
両モデルを「基本スペック」「使用感」「ショット別レビュー」「おすすめプレイヤー」などの観点から徹底比較していきますので
ラケット選びの参考にしてみてくださいね。
基本スペック比較
項目 | Prince BEAST 100 (2024) |
YONEX EZONE100 (2025) |
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フェイスサイズ | 100インチ | 100インチ |
重さ | 300g / 280g | 300g |
バランス | 320mm / 330mm | 320mm |
ストリングパターン | 16×19 | 16×19 |
形状 | ラウンド | ラウンド |
推奨レベル | 中級〜上級 | 初中級〜上級 |
発売日 | 2023/09 | 2025/01 |
使用感・性能比較
項目 | BEAST 100 | EZONE 100 |
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タイプ | スピン系 | フラット系 |
打感 | マイルドめ | マイルド系 |
反発力 | 7/10 | 9/10 |
ショットスピード | 5/10 | 6/10 |
スピン性能 | 6/10 | 3/10 |
ポイント
-
BEASTは「スピン系中厚ラウンド」で、打感がマイルドかつ乗り感あり。
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EZONEは「飛び系フラットラケット」で、反発力が高く、スピン性能は控えめ。
前作との違い・進化ポイント
モデル | 進化ポイント | コメント |
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BEAST 100 | 打感がマイルドに、ノビが増加 | フラットドライブに強くなり、乗り感がUP |
EZONE 100 | 球離れが遅くなり、やわらかさ重視 | 打ちごたえは薄くなり、競技者には物足りなさも |
ショット別使用感比較
サーブ
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BEAST 100:スピンやスライスの滑りが良く、弾き抑えめでもスピードあり
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EZONE 100:フラット◎、スピン△、スライス〇(打球感やわらかく軽め)
ストローク
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BEAST 100:直線的な打ち方でも軌道が上がり、ノビ良し。スピン性あり
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EZONE 100:とにかく楽に飛ぶが、スピン性は低く、打ちごたえに欠ける印象
ボレー
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BEAST 100:乗り感が強く、コントロール性と球際の対応力が〇
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EZONE 100:乗り感が強くて楽、でも感覚が少しぼやける
タッチ
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BEAST 100:パンチが出しやすく、タッチ感も〇
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EZONE 100:誰でも飛ばせる反面、繊細なタッチはややぼやける
プレイヤーレベル比較
レベル | BEAST 100 | EZONE 100 |
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上級 | ◎ | ◎ |
中上級 | ◎ | 〇 |
中級 | ◎ | 〇 |
初中級 | 〇 | 〇 |
初級 | △ | △(女性は×) |
ポイント
BEASTはやや上級者向け、EZONEは初中級者〜中級者層にフィットしやすい構成。
総評|どちらがあなた向き?
項目 | BEAST 100(2024) | EZONE 100(2025) |
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向いている人 | フラットドライブやスピンを安定して打ちたい人、乗り感重視 | 軽く振って楽に飛ばしたい人、打球感の柔らかさを重視 |
弱点 | 初級者にはやや難しい | 打ちごたえやスピン性能に物足りなさあり |
デザイン評価 | 真っ赤で目立つ | ブルー系の派手さは好みが分かれる |
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操作性・汎用性ならEZONE 100(2025)
→ 楽に飛ばしたい、打感ややわらかめが好きなプレイヤーに -
コントロールと打ちごたえの両立ならBEAST 100(2024)
→ フラットドライブやスピンを使い分けたい中上級者に