wilson RF01 PRO 2024の使用感をご紹介します。
プロスタッフからのモデルチェンジはどうなったか正直にまとめていますので、ラケット選びの参考にしてみてくださいね。
目次
基本スペック
| ラケット名 | RF01 PRO |
| モデル | 2024 |
| メーカー | wilson |
| フェイスサイズ | 98インチ |
| 重さ | 320ｇ |
| バランス | 315mm |
| ストリングスパターン | 16/19 |
| 形状 | ラウンド |
| 推奨レベル | 中上級～上級 |
| おすすめの方 | 使う人を選ぶかなと |
| 発売日 | 2024/08 |
おすすめレベル
| 男性 | 女性 | |
| 上級 | ◎ | 〇 |
| 中上級 | 〇 | △ |
| 中級 | △ | × |
| 初中級 | × | × |
| 初級 | × | × |
wilson RF01 PRO 2024使用感・性能まとめ
| タイプ | フラット系 |
| 打感 | ややハード系 |
| 反発力（最大10） | 4/10 |
| ショットスピード（最大10） | 3/10 |
| スピン性能（最大10） | 4/10 |
前作からの比較
前作プロスタッフV14.0から新シリーズとしてラインナップされた後継機モデル。
97インチ→98インチにフェイスサイズがアップし、
ラウンドにフレームタイプが変わり丸みをおびたフレームになりました。
PROはラウンド形状になっても振ったときの重さが生み出すショットの威力は健在かなと。
プロスタッフと同じように振りまわすよりもスイングしたら感じる重さに逆らわず振ると、
ラウンドのアシスト感もあって深さが出しやすい、スピンがかかるなという印象でした。
振った時のしなり感はないですが、
プロスタッフらしさものこりつつ、今のストロークガンガンプレイスタイルにも対応したモデルチェンジになっています。
【wilson】プロスタッフ97 V14.0 2023のショット別使用感・評価・レビューまとめ
wilson RF01 PRO 2024ショット別ラケットレビュー
サーブ
重さを感じつつ打ちおろすとプロスタッフらしい重さとスピードのあるフラットサーブはそのままですが、
打ちごたえというか、ミートしてる感じは薄れました。
恐らくラウンドになったことで球離れが少し早くなったかなと。
スピンのかかり、引っかかりも悪くないですが、
しっかり振ったほうが良さがでます。
が、重さがネックでスピンサーブ振り続けるのはやっぱりしんどいです。
スライスサーブは曲がりが強くなってすべり感が少し控えめになったかなと。
重さに逆らわず重さで勝手に振られるというイメージで打てば、
サーブは全体的に悪くなかったです。
ただ個人的な感想でいえばボックスのプロスタッフの打感のほうが好きでした。
ストローク
ストロークは打感が軽くなったなというのが印象的。
ですが重さはあるので頑張って振っても打ちごたえが薄いややちぐはぐな打感だなと。
しかしストロークも重さに逆らわず振れば頑張って振らなくても結構深さが出るなと。
正直振り切れないとやや飛びすぎます。
ラウンドになった効果かスピンのかかりは良くなったかなと。
バウンド後にノビる形のスピンのかかりですが、EZONEのようにえぐいノビはありません。
グリグリスピンはまず無理です。
（重い、そこまでの引っかかりはない、収まらない、跳ねないので）
スライスは全体的に前作よりも浮くなというのが正直な感想。
ボックスと重さがあることでグッと軌道を抑えたすべりのあるスライスが良かったプロスタッフではないかなと。。。
ボレー・タッチ
面の強さ、安定感はそのままに球離れがより良くなったので、
ボレーの感じは良かったです。
ですがアシスト感が強くなったことでで思ったよりも収まりが悪かったなという印象。
面は負けないですが、相手のショットに押されて少し打点が後ろになるだけで、
結構アウトします。
重さがあるラケットとしてはここはきっちり収めて重さからドスンとパンチがあるボレーが欲しかったところ。
コントロール性は悪くないですがとにかくアシスト感が強いので、
てのひら感覚のタッチを重視する方には合わないかなと。
wilson RF01 PRO 2024おすすめガット3選
ポリエステルガット
- アルパワー
- ELEMENT
- 4G
ナイロンガット
- X-ONEバイフェイズ
- エアロンスーパー
wilson RF01 PRO 2024比較ラケット3選
VCORE 95
| タイプ | フラット系 |
| 打感 | ややかため |
| 反発力（最大10） | 3/10 |
| ショットスピード（最大10） | 3/10 |
| スピン性能（最大10） | 5/10 |
- RF01PROよりも振り切れる
- 全体的な収まりの安心感がある
- デザインならRF01PROだが性能ならVCORE95が◎
【YONEX】VCORE 95 2023のショット別使用感・評価・レビューまとめ
ピュアストライク97
| タイプ | スピン系 |
| 打感 | ハードめ |
| 反発力（最大10） | 4/10 |
| ショットスピード（最大10） | 4/10 |
| スピン性能（最大10） | 5/10 |
- RF01PROよりもボックスのかっちりが欲しい方に
- スピンのかかりは似てるが収まりの良さが〇
- 振っていて気持ちいいのはピュアストライク97
【Babolat】ピュアストライク 97 2024の使用感・評価・レビュー【スピン系】
BLADE98
| タイプ | フラット系 |
| 打感 | マイルドめ |
| 反発力（最大10） | 5/10 |
| ショットスピード（最大10） | 5/10 |
| スピン性能（最大10） | 4/10 |
- RF01よりもボックスらしい使用感
- フラットもスピンもしっかり打ち分けたいならBLADE
- スライスの乗りを重視するならプロスタッフ
【wilson】BLADE 98 V9 2024の使用感・評価・レビュー【フラット系】
総評：正直好みは別れるかなと
RF01よりはいい使用感でしたが、前作までのプロスタッフとはかなり違う感じでした。
プロスタッフらしさは確かにありますが、ラウンドがなんか合わないというか・・・
確かにプロスタッフよりも使用ハードルは下がりました。
しかし使いやすくなったかと言われるとそうではないと言えます。
デザインはカッコイイと思いますが、
使用感という意味でこのラケットを選ぶ意味は今のところ筆者は見いだせていないです。
