HEADのテニスラケットの特徴をご紹介します。
ラケット選びの参考にしてみてくださいね。
目次
HEADのテニスラケット全体の特徴
トッププロでの使用率が高いラケットメーカー
HEADはプロの使用率が高く、
wilson、Babolatと並んでトップ3に入ります。
フラット系のショットが得意な選手に使用者が多く、
ハードヒットしてバチバチに打ち込む選手が多い印象。
一方で一般プレイヤーには他メーカーよりも全体的に使用ハードルが高いラケットになっています。
硬質なフレームかつ平べったいグリップが特徴
HEADのラケットは全体的にやや硬質なフレームをしているのが特徴で、
打球感にもほかのメーカーにはない独特の硬さがあります。
また、グリップが他メーカーは丸っこいのに対して、
やや横長、平べったいグリップをしています。
少し前に丸っこい形に近づいたのですが以前ははっきり横長平べったいグリップで、
この独特なグリップがかなり好き嫌いが分かれました
（筆者も苦手）
逆にこのグリップが好きな人もいるため今でも別注で前の平べったいグリップを選べます。
現在、丸っこいグリップが主流になりましたが、
それでもやや平べったい感があるので乗り換えを検討するのであれば実際に握ってみるのは必須です。
（平べったいグリップも一部機種にはラインナップされてます）
HEADのラケットラインナップ一覧
プレステージシリーズ
しなりが特徴と薄型ボックスタイプのラケット。
技量とスイングスピードがそれなりにないとうまく使えない、
他メーカー含め現行のラケットの中ではやや使うのが難しい上級者向けのラケット。
しっかりスイングすると乗り感、マイルドさをかんじ、
それがクセになってプレステージしか使えないというコアなユーザーも結構多いです。
| フレーム形状 | ボックス |
| ショットタイプ | フラット |
| 打感 | かため |
| おすすめレベル | 上級 |
【HEAD】グラフィン360+プレステージ mpの使用感・評価・レビュー【フラット系】
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【HEAD】グラフィン360+プレステージ TOURの使用感・評価・レビュー【フラット系】
ラジカルシリーズ
スピン、フラットとすべてのショットのバランスが取れた万能型のラケット。
薄型ボックス形状だが一部ラウンドを併用しておりシンプルなボックスより飛びが良く使いやすいのが特徴。
フラットドライブもスピン多めもそつなくこなす優等生なラケットになっています。
| フレーム形状 | ボックス（ラウンド） |
| ショットタイプ | フラット |
| 打感 | ややかため |
| おすすめレベル | 中級～上級 |
【HEAD】RADICAL MP 2023のショット別使用感・評価・レビューまとめ
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エクストリームシリーズ
スピンを多めにかけることに特化した中厚ラウンド形状のラケット。
MPは弾いて飛び強め、TOURはやや飛びを抑えたハードヒッター向けと
使う人のプレイスタイルによって選びやすいのも特徴。
HEADの中でも使いやすいラケットなので人気があります。
| フレーム形状 | ラウンド |
| ショットタイプ | スピン |
| 打感 | 普通 |
| おすすめレベル | 中級～上級 |
【HEAD】EXTREME MP 2022の使用感・評価・レビュー【スピン系】
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インスティンクトシリーズ
やわらかさと飛びを両立させた薄型ボックスタイプのラケット。
見た目とは裏腹にマイルドな打感で軽い力で飛ばしてくれるので、
女性プレイヤーを中心に特に人気があります。
| フレーム形状 | ラウンド |
| ショットタイプ | フラット |
| 打感 | ややマイルド |
| おすすめレベル | 初中級～中上級 |
【HEAD】G360+ INSTINCT MPの使用感・評価・レビュー【フラット系】
SPEEDシリーズ
フラットドライブに主軸をおいた薄型ボックスタイプのラケット。
重さと面の安定感、しならずガットがたわんで打ち出すショットのスピード、重さが特徴的。
まっすぐ厚く当てるのが得意な人におすすめのラケットです。
| フレーム形状 | ボックス |
| ショットタイプ | フラット |
| 打感 | ややかため |
| おすすめレベル | 中上級～上級 |
【HEAD】グラフィン360+SPEED MPの使用感・評価・レビュー【フラット系】
【HEAD】グラフィン360+SPEED PROの使用感・評価・レビュー【フラット系】
グラビティシリーズ
見た目は極薄ボックスタイプのラケットですが、
使用感は通常のボックスタイプとは真逆で飛ばす引っかかる、回転かかると、
ラウンドのような使用感が特徴のちょっと変わったラケット。
回転をかけたときのボールの落ち、収まりが良いのが特徴で、
ラウンドよりもはっきりと打球感がほしいけど、
ボックスよりは飛ばしてほしい、回転かけやすさがほしい、
という願いが叶うラケットになっています。
| フレーム形状 | ボックス |
| ショットタイプ | スピン |
| 打感 | ややかため |
| おすすめレベル | 中上級～上級 |
まとめ：ハマれば他が使えなくなるクセが特徴
HEADのラケットは使用ハードルやや高いものの、
使ってみてハマれば他のメーカーが使えなくなる良い意味でクセのあるラケットになっています。
引っかかり具合、スピン性能、コントロール性、ショットの重さ
どれをとってもピカイチですが、打球感に好みがわかれるのが特徴。
ちなみに筆者はHEADの打感はちょっと苦手なタイプですが、
まわりにはHEAD以外のメーカー使えない！という人も結構多いです。
HEADのなかで機種を乗り換えてるイメージですね。
一回HEAD試打してみるだけで合う合わないがはっきりすると思うので、
ラケットを選ぶ際は一度打ってみることをおすすめします。
