現役生活保護受給者のえー氏です。
今回は生活保護を受けて実際にもらえる金額、
給付内容について解説していきます。
目次
生活保護で支給してもらえる具体的な金額
生活保護を受けて毎月支給してもらえる金額は、
年齢、地域によって変わりますが、一人暮らしの場合
10〜14万円くらいだと思っておいてください。
一緒に住んでる人数が増えるほど、
その分支給額も増えていきます。
支給は月初め
支給方法・支給日は地域によって違いはありますが基本的に月初め。
- 銀行振込=毎月1日
- 市役所の窓口で受け取り=毎月5日
のどちらかで支給されます。
どちらの支給方法になるかは担当のケースワーカーが決定します。
お金の管理ができなそう、もしくは自宅療養をしてるなどで現状を知る必要があるなど、
直接会う必要がある場合は窓口での受け取り、
わりときちっとしてるかんじで、ケースワーカーから信頼されている場合は、
銀行振込での振込になります。
筆者の場合だと、最初の支給は窓口、それ以降は銀行振込での支給になっています。
支給金額は年齢・家族の人数・住んでる地域によって変わる
生活保護の支給額は世帯ごとに決定します。
そのため、受給者の年齢、その世帯に住んでいる人数(家族の人数)、
世帯が住んでる地域によって生活保護の支給額が変わってきます。
地域には等級があり、
都市部ほど等級が高くなる=支給額が多くなる
都市部から離れるほど等級が低くなる=支給額が低くなる
自分の住んでる地域の市役所のホームページに等級が乗っています。
生活保護の支給の内容は8つに分けられる
各扶助(ふじょ)内容を合計した金額が、毎月の生活保護支給額になります。
病気療養をしている筆者の場合、
生活扶助+住宅扶助+医療扶助を受けています。
生活扶助
食費や光熱費、洋服代など、日々の生活で使うものを買うための費用
住宅扶助
アパートやマンションの家賃を払うための費用
教育扶助
子供の学校にかかる費用
学費、給食代、教材購入など
医療扶助
病院にかかる費用を支給
診療代、薬局の薬代などを出してもらえます。
(支給といっても市役所から直接支払いのため、病院や薬局でお金のやりとりは発生しません)
介護扶助
介護サービスの利用代
(医療扶助と同じで、役所から直接支払い)
出産扶助
出産のために必要な費用
生業扶助
仕事につくための費用を出してもらえます
(資格取得、職業訓練、子供の高校の授業料など)
葬祭扶助
葬式費用を出してもらえます。
一時扶助・その他一時金
- 引っ越しの費用
- 布団代
- 学校の入学準備金
- 引っ越しの際の家具代
- 紙おむつ代
- 家財処分費用など
一時的にお金が必要な場合は毎月の支給とは別にお金を用意してくれます。
緊急支出という形で市役所の窓口で受け取りをします。
基本的には見積書や、振込明細書、購入後の領収書を提出する必要があるので、
お金をもらったからといって目的以外のことにはつかえません。

まとめ:支給は月1回・再支給はないので注意
生活保護の支給は月1回です。
たとえ財布を落としたりしても再支給はありません。
支給されたお金は大切に、節制して使うようにしましょう。
支給された日にぱーっと使うのは論外です。
計画的に、税金から払ってもらってることを忘れずに大切に使いましょう。
